Windows Update
Windows Updateの自動更新を、インストールまで自動で行う設定にしてあると、その時間にインストールが行われた場合にポップアップメッセージが表示され、リネージュクライアントが最小化します。
これを回避するためには、次のようにWindows Updateのインストールを手動で行う設定にしておきます。
- マイコンピュータの上で右クリックしてプロパティを選び、システムのプロパティを表示。
- 自動更新のタブを開く。
- 「更新を自動的にダウンロードするが、インストールは手動で実行する」をチェック。
- OKをクリック。
この設定にした場合、当然Windows Updateのインストールは自動では行われませんから、更新があった場合には必ず手動でインストールしてください。更新準備ができたときには、タスクトレイ上にポップアップが出て知らせてくれます。
セキュリティ対策ソフト
セキュリティ対策ソフトによっては、定刻にディスクスキャンを開始する設定になっている場合や、定刻にデータ更新する設定になっている場合、スキャンあるいは更新開始時にポップアップを出すものがあります。このポップアップが出ると、リネージュクライアントが最小化します。
チェック項目の「セキュリティ対策ソフトの設定」と同様に設定変更してください。
IME F5
チャット入力中、日本語入力をして確定前に(入力欄の文字が赤いときに)F5キーを押すと、リネージュクライアントが最小化します。ATOKやGoogle IMEでも同様の問題が発生します。
これは、初期設定のままだとIMEでファンクションキーを使用する設定になっているためで、IMEの設定を変更することにより無効にすることができます。MS-IME、ATOK、Google IMEの設定方法を挙げておきます。各IMEともバージョンにより若干異なる場合がありますが、大まかな手順は一緒です。
- MS-IME
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言語バーの「ツール」をクリックし、プロパティを開く。
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「編集操作」タブの中の「編集操作」のキー設定のところの「設定」ボタン(Windows XP以前のOSに付属のIMEを利用している場合、「全般」タブの中にある「設定」ボタン)をクリックし、詳細プロパティを開く。
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キー設定 F5〜F12 を削除、または使っていないショートカットキーに変更する。
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OKを押して設定を保存。
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- ATOK
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IMEバーの「ATOK」の上を右クリックしてメニューからプロパティを選択して、プロパティを開く。。IMEバーをトレイに格納している場合は、トレイの中のATOKアイコン上で右クリックしてメニューからプロパティを選択。
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「キー・ローマ字・色」タブの中の「キーカスタマイズ」ボタンをクリックし、カスタマイズウィンドウを表示。
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キー設定 F5〜F12 を削除、または使っていないショートカットキーに変更する。
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カスタマイズウィンドウでOKボタンをクリックし、スタイル名に適当な名前をつけて保存する。
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- Google IME
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IMEバーの「ツール」をクリックしてメニューから「プロパティ」を選択し、プロパティを開く。
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「一般」タブの中の「キー設定の選択」に「カスタム」を選択し、「編集」ボタンをクリックしてキー設定ウィンドウを開く。
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初期状態では何も設定が入っていないので、「編集」→「定義済みのマップからインポート」を開き、好みのキー設定を選択する(どれを選べば良いかわからなければ「IME」を選択)。
インポートされたキー設定の中から、キー設定 F5〜F12 を削除、または使っていないショートカットキーに変更する。キー設定を削除するには、削除したい設定の行を選択してから、「編集」→「選択されたエントリーを削除」。
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OKを押して設定を保存。
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Messenger Service
突然「Messenger Service」というウィンドウが開き、リネージュクライアントが最小化することがあります。
これが表示されても、別にウィルスに感染したりはしていません。Messengerというサービスを利用したスパムなのです。Messengerサービスとは、MSN Messengerとはまったく別のもので、ネットワーク管理者が別のPC上にネットワーク経由でメッセージを表示するために、Windowsで標準に搭載されている機能です。
これを回避するためには、次のようにMessengerサービスを無効に設定します。
- コントロールパネルから管理ツールを開く。
- コントロールパネル] – [管理ツール] – [サービス]から、[Messenger]を
個人が使用する場合にはMessengerサービスを利用することはまず考えられませんので(企業内で利用する場合でも、ふつうはありません)、このサービスを無効に設定しても困ることはありません。
Windows XP SP2以降では、何も設定しない状態では無効に設定されているようです。
アドウェア
突然、広告のウィンドウが表示され、リネージュクライアントが最小化することがあります。いわゆる「スパイウェア」と呼ばれるものをインストールされていることが原因の場合がほとんどです。
アダルトサイト被害対策の部屋のスパイウェアのコーナーにあるSpybotとAd-Awareを使った駆除方法を参考に、原因となるスパイウェアを駆除してください。
予防策としては、常識的なことですが次のようなことを心がけましょう。
- 信頼できないWebサイトへアクセスしない。
- 必要でないフリーソフトはインストールしない。
企業が提供するフリーソフトに添付されていることもあるそうですから、無闇にフリーソフトをインストールするのは(特にあまり知られていないものは)避けるのが賢明です。