2009-12-16

Adobe AcrobatおよびAcrobat Readerに未修正のセキュリティ上の脆弱性が報告されました。

細工を施されたPDFファイルをユーザーが開くと、ウィルス感染するなどの危険性があり、すでに攻撃コードが出回っています。Adobeから修正版がリリースされるまで、一時的にAcrobatおよびAcrobat Readerをアンインストールしておくことを強くお勧めします。

どうしても利用する場合には、Acarobat/Acrobat Reader上でJavaScriptを無効に設定しておきましょう。JavaScriptを無効に設定するには、「編集」→「環境」→「JavaScriptの利用」を選択し、「Acrobat JavaScriptを使用」のチェックをはずしてください。

参考リンク：

• Adobe ReaderとAcrobatを悪用する攻撃発生、未修正の新たな脆弱性が見つかる (ITmedia)
• Adobe Reader/Acrobatにゼロデイ脆弱性、最新版にも影響 (INTERNET Watch)
• アドビ、PDFによるゼロデイ攻撃の存在を認める (ZDNet Japan)