爪下膿床その後

先週、簡易手術で爪をはがされた右手の人差し指が、その後さらに痛くなり紫色に腫れて来たので、昨日また病院に行ってきました。形成外科にかかりたかったのに、受付機で間違って整形外科を選んじゃったお陰で、無駄に時間かかりました。ケイセイとセイケイとか、紛らわしすぎだよねっ。

今回の先生はえらく美人で、若く優しい先生でした。ラッキー。じゃなくて。指がいつまでもこんな状態って時点で、すごくアンラッキーなんだけど。レントゲン写真撮ったり超音波検査したりした末、「骨が変」という診断に。指先が化膿して骨が変とか、意味わからないんですが…。「爪の下が化膿すると、爪がフタになってしまって膿を外に出せず、長いこと放置されてると中に潜って骨まで行っちゃうことがあるんですよ。骨髄炎と言います」。放置ね…。したわ…。だって、気づいたのお腹切る手術のすぐ前だったんだもの…。

「それは仕方ありませんでしたね。まさかこんなことになるとは思わなかったでしょう。まあ、今さら言っても仕方ないし、原因わかって治療の方針立てられて良かったと思いましょうよ」。うん。そうですね。「今日はまず応急処置として、麻酔して切って膿を出しましょう」。……。またですか…。ていうか、応急処置ってことは、後でまた切るってこと!?「今度はちゃんと手術室でやりましょうね」と、先生にっこり。うれしくねー…。切られるのも嫌だけど、指に麻酔の針をぶすぶす刺されるのももう嫌だよう。うわあああああん。

「最悪、全身麻酔するような手術になるかもしれません」。なっ…。指先化膿しただけで、どうして全身麻酔とかなっちゃうの。そりゃ半年放置したのは反省してるけどさ。はぁ…。「『最悪の場合』ですから。そうならないよう頑張りましょう」。はい。でも、何をどう頑張ればいいんでしょうか、先生…。えーっと、とりあえず気をつければいいことは?「手は常時心臓より高い位置に上げておいてくださいね」。それは今日中ってことですか。「いえ、来週いっぱいとか、当分ですよ」。えっ。てことは、仕事とか…。「しない方がいいでしょうね」と、またもや先生にっこり。仕事どころか、包帯ぐるぐる巻きでお箸も持てないし、日常生活に支障ありまくりだけどね。

処置が終わって包帯巻きながら、「血が出ますよ」と警告されました。「膿が出やすいよう、傷口開いたままにしてありますから」。そりゃ切ったんだから血ぐらい出るだろうと思ったけど、まさか包帯が血で濡れて赤く染まるほどとは思いませんでした。電車で帰宅する途中、乗り合わせた人々のぎょっとしたような視線の痛かったこと。いや、でも視線くらいどうってことありません。麻酔が切れた後、開きっぱなしにしてある指先の傷口のずきずき痛いことと言ったら、もうね…。限界まで痛み止め使っても痛くてなかなか寝付けないって、久し振りでした。

DEにこの話をして、「だから指が化膿したらすぐ医者に行った方がいいよ」と言うと、「普通はそうそうなりません」。えー。神経質なほど石鹸でよく手を洗って清潔を心がけてても、結構すぐ化膿するんだけど(と言っても1年に1〜2回程度)。ふつうはそんなにしないものなんだろうか。

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