ちょっと前にヒーラーと話していたとき、自分の前ではお行儀よくしてる人が多い気がする、と言うと、「俺はこれが素ですよ」。ふーん。「どうして疑われるのか理由がわからん」。疑ってるわけじゃないけど。本人が素だと言うなら、素なんでしょう。
素かぁ。自分はたぶん「素」ではない。と思う。「まあ、ネカマを装ってる人は素ではないでしょうね」と笑うんだけど、別に装ったことはないけどな。単に、そんなことわざわざ自分から言わないだけ。そういう話ではなく、自分が素ではないかもしれないと思うのは、言葉遣いのことです。
メールでやり取りしたことのある人なら知ってると思いますが、自分の言葉遣いはかなり硬い方。もちろん親しい相手にはくだけた言葉を使いますが、「親しい」と感じるレンジが他の人に比べて狭いのかもしれません。学校時代から「環境への適応は早いが、溶け込まない」とか「人当たりは柔らかいが、打ち解けない」などとよく言われてたから。
そこで、リネージュ2でドワーフで入ったクランでは、周りに合わせて努めてくだけた言葉を使ってみました。だって、せっかく入ったクランだから、溶け込みたかったの。だから余計に、人の出入りが多いのを負担に感じたのかもしれません。しかも、それなりに努力した割には正直あまり溶け込めたような気がしないんだなぁ。
たぶん、言葉遣いみたいに表面的なことじゃなく、何かもっと深いところでダメなんだろうと思います。自分じゃそれが何なのかわからないんだけど。そしてその「深いところでダメ」な部分が、きっと自分の「素」なんじゃないかと思います。そう考えると、溶け込めてなかった時点で「素」のままだったと言えるのかな。うーん。よくわかんない。