新版の真贋

先日の日記のコメントで、DEとは見ているCanon Rockのビデオが違うことが発覚しました。自分は「New Version」はニセモノだと思うのですが、DEはJerryC本人だと思う、と言います。「弾き方のクセが一緒だよ」。うーん。かなり頑張って真似てるとは思います。けど、やっぱ全然違うと思うんですけど。

「でも楽譜も変えてるじゃん。だから、完全版って形で出したんじゃねーのかな」。え。自分の見てる楽譜はオリジナルどおりだよ。もしや、見てる楽譜まで違うんだろうか。ファイルは .ptb (Power Tabというフリーソフトの形式) だった?「たぶん」。自分が見てるのはJerryCのファンサイトから直接ダウンロードした .gp4 (Guitar Proという商用ソフトの形式) だから、本当に違うのかも。

で、調べてみたら、Power Tab用のファイルは、「Guitar Boys」というサイトの掲示板で有志により改版を重ねて作られたものでした。掲示板を検索してみると、その課程で微妙にオリジナルと違ったモノに仕上がっていく様子が伺えます。日本人によるアレンジの入ったそのバージョンが、国内では広く普及している模様。これだな。

ふつうに考えて、このバージョン弾いてるのは日本人ですよね。だって、海外には出回ってないもん。念のため、New Versionを出したというお知らせがないか、JerryC公式サイトのBBSもチェックしてみました。そういうニュースは特にない上、New Versionがアップロードされたのは、すでにJerryCはギタリストとしてプロダクションと契約してネット上の活動から遠ざかっていた時期でした。というわけで、やっぱニセモノっぽいですよ。

調べてる間に、JerryCの所属するプロダクションからのコメントを見つけました。どうも最近サイトが更新されてないと思ったら、現在、JerryC氏は1年間の兵役中なのだそうです。台湾って、徴兵制の国だったのね。コメントには「あのJerryCが丸坊主のところを想像すると笑っちゃうよね」と書き添えてあり、思わず想像してしまってニヤリ。戻って来たらアルバム出すからお楽しみに、だって。どんなアルバム出すんだろ。

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