拡大路線

露店で売る品物を仕入れに出かけたら、ドワーフで入ってたクランの盟主がぼーっと立ってました。挨拶してみても返事がありません。ちぇ。おひさーと思ったのに放置かよっ。「おひさーって、ドワたん?」‌だよー。別キャラだけど、名前見りゃわかるだろ。「ぶっ」。

今は露店しかしてない、と近況を話し、「気を悪くしないでね」と前置きをしてからクランを抜けた理由を話しました。勧誘を頑張ってくれるけど、新しい人が入ってくるペースが早すぎて、くたびれちゃった、と。すると、盟主はしょんぼりと「クラン大きくして、クラハンして、戦争して、そうしたら皆が楽しいかと思ったんだ…」。うんうん。良かれと思って頑張ってたのは、わかってるよ。盟主が勧誘してくるのは、いい人ばかりだったしね。

ただし、今だから白状すると。「うん」。ヒーラーが入ってきたとき、どうしてこんな名前の人まで勧誘するんだよって思った(公序良俗に反してるとかじゃ全然ないけど、なんとも言えないエキセントリックなかほりが…)。絶対変な人に決まってるよって。「あはは。確かにな。だけど、話してみるといいやつなんだよ。やたらクラン思いだったし」。うん、それは後でわかった。けど、自分にはああいう名前の人に自分から話しかける度胸はないなー。「話してみなきゃ、どんな人かわからん」。そりゃそうだけど。変な人だったら嫌じゃん。「話してみて変なやつなら、そこでENDだ」。ふふふ。盟主らしい。この素直で前向きな人懐こさが好き。本人わかってないと思うけど、すごく強いよね。

そういう盟主だから、賑やかなクランにしたかったのだろうと思います。だけど、人の増えるペースに、自分がその人たちと知り合うペースが追いつかなくなって、それでくたびれちゃったの。良いとか悪いとかじゃなくて、単に性格による問題だから気にしないで。(クランハントはちょっとアレだけど)すごくいいクランだと思うよ。頑張っていつか城取れ!「おう。じゃあ、また。見かけたら声かけるね」。うん。またね。

その後、何となくドワーフでログインしたら盟主から手紙が届いてました。2週間前の日付で。「今までどうもありがとう。とても楽しかった。最後に脱退の理由だけ教えてくれない?」‌あわわ…。全然ログインしてなかったから、読んでもいなかったんだけど。気にしてたのかなぁ。慌てて「今読んだ」と返事を書きました。盟主、ごめんよ。

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