ドワーフのクランで、自分と同じくらいのレベルの短剣職の人がログインしてきました。そして、「このキャラ、ソロ卒業します」。盟主が「もうソロしないんか?」と訊ねると、「その予定よ。でないと、レベルだけ上がって技術上がらん」。ふむ。
自分も我流でここまで上げちゃったから、基本的なこと結構知らないんじゃないかなぁ。すると、wizが「基本とかあるのか…」。しかし、盟主はにこやかに「基本とかないから大丈夫。てきとーだ」。え…。パーティでの動き方って、あるよー。短剣職の人も、「今ぐらいのレベルでパーティ参加して腕磨いておかないと、レベル上がってからのパーティじゃ失敗しづらいじゃん」。うんうん。
wizは、「それじゃ、みんなでクラハンする?それなら、ちょっとは安心?」と提案してくれるのですが、でもね、クランハントしても、前衛のHP減っててもヒーラーがヒールしてくれずに、前衛と反対方向へ勝手に敵探しに行っちゃうような狩り方だと、パーティでの動きを学ぶ機会にはならないんだよね…。機能を考えた動き方を学ばないと、レベル上がってから苦労すると思うよ。本当はクランハントでそれが学べるのがベストなんだけど。
なのに、クラン内でひとりだけ突出してレベルの高い盟主は、「大丈夫だって。俺はこのレベルでも何も考えてないから」。むーん…。だから、盟主ヒーラーやると勝手にどっか行っちゃうんだよね…。盟主がこの調子だと、クランハントしても初心者に動き方を教えてくれないどころか、自分が教えようとしたら「そんなの考える必要ないって」とか言って邪魔してくれそうです。はぁ…。
その後、クランを抜けたヒーラーと狩りに行ったとき、こんな会話があったんだよ、と話すと、「相変わらずだなぁ。でも、悪い人ではないんですよ。むしろ、いい人」。うん、いい人だねぇ。「ただ、物事をあまり深く考えない人ってだけで」。そう、そこなんだよ…。たぶん、それでレベル上がっちゃってもそれなりにやれてるから、自信持ってるんだろうなぁ。「かもしれませんねぇ」。「鉄は熱いうちに打て」って言葉は、そうなる前に早く教えとけって意味だったのねぇ。ああ、クランどうしようかしら。