眺望

リネージュ2を自分で始めてみるまで、3Dゲームのスクリーンショットを目にすることがあっても、特にきれいだと思ったことはありませんでした。でも、スクリーンショットとゲーム内で実際に動いているのとでは、違って見えるものなんですね。

始めた初日には、DEがエルフ村まで来てくれました。エルフ村の周囲の景色をきょろきょろと見回しながら「きれいだねぇ」と言うと、DEは「さっきから景色に酔ってるよ」。え。大丈夫…?と入力しかけていたら、「気持ち悪いわけじゃないぞ」。なんだ。そして少し村から離れたところまで行って、「ほら、お花畑」。どこどこ?「オプション付けないと見えないよ」。オプションで「背景効果」というのをチェックしてみたら、風に揺れる野の花が表示されました。おおお。パロさまの日記に載ってたSSみたいだー。

そのパロさまからは、リネージュ2ではエルフ村の東側の風景がとても美しかったと記憶しているが、自分が一番美しいと思ったのはどの場所か、と尋ねられました。えーっと…。最初にきれいだねーと言っていたのは、確かにエルフ村の東側でした。だけどね。どうも、自分の場合、美しいかどうかとはちょっとちがった基準で景色を眺めてるっぽいのね。

始めて2日目に今度は自分がDE村に行ってみると、エルフ村とはずいぶん村の様子が違いました。村の中央に床が鉄格子になっている場所があり、大きな手の彫刻があります。地面から突き出ているような手なのですが、鉄格子の下はどうなっているのかなーと思って下をのぞいてみると、地下に大きな女神像があり、その女神像が上に掲げた手の一部が地上に出ていたのでした。うわー。高所恐怖症の人は、ここ歩けなそー。地面を見下ろすと、鉄格子の向こうに深い地下が見えちゃうんだもんな。

3Dゲームだと、リネージュと違って空を見上げたり、崖から下を見下ろしたりできます。深い谷にかけられた吊り橋を渡ったりするたびに、下を見下ろしては「うわー」とか言ってる自分は、「美しいと思った場所は」と質問されたら、何だかちょっと恥ずかしくなりました。

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