若し2

DEの素朴な疑問から始まった「若し」の語源探索ですが、自分でも少し調べてみました。日本語の「もし」の語源は、ちょっと検索したら東陽出版という会社のやまとことばの解読の「も」の項に見つかりました。

先日のコメントに書いたとおり、中国出身の知人にも訊ねてみました。それによると、「古典の漢文では『若』を『もし』という意味でも使っていたようだが、現代中国語では日本語同様『若い』という意味でしか使わない」。「若い」とか「(子どもが)小さい」とか、そんな意味で使うそうです。漢文学専攻だったという奥さんにわざわざ電話で確認までしてくれて、「今でも書くときには使うかもしれない」。

その後、パロさまもワンさんに質問して、その回答を要約して知らせてくださったので、そのまま載せておきます。――『若』という字は「もし」と「わかい」の両方の意味を現代中国語でも用いるが、それよりも一般的な言葉が存在する。口語ではあまり用いないが、全く用いないわけではないし、多分全ての人が意味を解する。用途はケースバイケース。具体的には説明しづらい。

ニュアンスの差は質問した相手の年代の差によるものかもしれない、とパロさまはおっしゃってましたが、同感です。話を聞いて、中国における「若」という字は、日本での漢数字の大字(壱、弐、参のような書き方)みたいなものなのかなぁと思いました。中国人なら誰が見ても意味はわかるけど、古くさくて、一般的にはほとんど使われない、みたいな。

というわけで、「若し」という書き方は漢文から来ている、という当てずっぽうが正解だったようです。「ただ疑問に思っただけ」の質問に嫌な顔もせずに真面目に付き合ってくださったみなさま、ありがとうございました。

若し2” へのコメント

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