業務用の情報サイトを巡回していたら、「ネットゲーム運営会社15社、個人情報管理や不正行為のガイドライン策定」(INTERNET Watch)なんて記事が目に止まりました。へー。オンラインゲームフォーラムなんて団体があるんだ。NCJも加盟しているそうです。んでもって、オンラインゲームガイドラインなんてものを作ったのね。
基本的にはユーザへの要求事項をまとめたものなのですが、それぞれの項目の下に「運営ポリシー」が書かれています。「3. ゲームをプレイするときのマナーについて」を読み、ちょっと考えてしまいました。ユーザの自主性を重んじたいと言うと聞こえがいいけど、何でも「まずはユーザ自身で解決を」ってのは、何か違うんじゃないの。やっぱり、厳然たる姿勢で運営側が対処すべき項目って、あると思うんだけど。卑猥な言葉とGMの悪口以外にもね。
公共の場で暴言吐いても、詐欺を働いても、粘着質に迷惑行為に及んでも、今は「ユーザ間の問題」として放置しています。そうした苦情に対し、公式ブログで「悪役がいるのもゲームの面白さではないか」と運営側がコメントしていました。でも、それは違うと思います。それが「用意された悪役」で、工夫すれば必ず倒せる悪なら別に構わないんだけど。そうじゃないもんね。少し前にも公式ブログへのトラックバックで、全体チャットで障害者への差別発言が放置された事件への苦言が呈されていました。
「ゲーム」ですからね、子どもだってプレイしてるでしょう。子どものプレイするゲーム内の環境は、やはり完全なる勧善懲悪であって欲しいものです。悪いことをしたら、きちんと例外なく制裁される世界であって欲しいのです。悪いことをしても小ずるく逃げたら得をする世界でなんて、遊ばせたくないもの。大人だって、「子どもにも安心して遊ばせられる環境」の方が楽しいに決まってます。そうでない殺伐とした環境を好む人向けには、年齢制限を設けて、精神的に害となり得る要素を含むことを明示すべきなんじゃないのかな。
せっかくゲーム会社が集まってガイドラインを作るのだから、そういう事柄に関しても、明確な基準を設けるべく話し合っていただきたいものだな、と思いました。
管理人さんの考えにはいちいち賛同する部分が多いです。子供が道をはずしていれば大人が正してやるのは当然のことだと思います。それが同じ土俵上に居るユーザー間で行うのは難しく、そういった面では運営者側にきちんと管理をしていただきたいですよね。別件ですが現在アカウントハックの被害にあった場合はアイテムの復旧はないそうです。理由は虚偽の申告が多すぎるためということらしいです。こういう一部の心無い人の行動により本当に困っている人を救済できない状態を本当に残念に思います。倫理的におかしいことが平然と行われる状態はどうにもならないんでしょうかね;;
復旧しないって本当ですか。少なくとも、問合せページには今でも「最大限復旧させていただく努力をいたします」ってあるのに。なんだかなぁ…。
二次情報で判断するのはいい姿勢とはいえないと思いますがね。普通に復旧されますよ。
友人からの情報だったためNJCへの確認はとっていませんでした。友人いわくPlayNC会員に移行しない状態でアカウントハック被害にあった場合復旧されないとの回答だったと聞きました。未確認及び言葉足らずですいませんでした。
もちろん原典をあたるのは大事なのですが、伝聞情報に頼るしかないモノもありますよね。復旧してもらう立場になってみるわけにもいきませんから。復旧に条件があるなら、きちんと公式サイトに記載しておいて欲しいですねぇ。ちなみに条件についてNCJに問い合わせてみても「復旧申請後に送付されるメール参照」としか返ってきませんでした。