涼しくなる話

夏の夜の風物詩と言えば、怪談です。好きではないので多くは知りませんが、怪談と言うと自分は、小学校のバス旅行で級友が披露してくれたモノを思い出します。

怪談なんて、だいたいは語り手のうまさで面白さが決まるような気がしますが、彼にはそういう才能がありました。「亀の呪い」、「悪魔の人形」、「恐怖の味噌汁」など、割と有名らしいので聞いたことのある人も多いかもしれません。ちなみにオチはそれぞれ「亀…、の、ノロい…」、「あ!クマの人形」、「今日、麸の味噌汁」となります(それが怪談かよ)。オチにたどり着くまで、いかにオドロオドロしい声音で話を引っ張るかが、語り手の腕の見せ所です。

リネージュと無関係な話題に終始しますが、今年の夏休みは病院での検査で幕開けとなりました。まず血液検査のため採血し、看護婦さんが「しっかり押えてくださいねー」と注意しながら、次の検査室の場所を教えてくれました。荷物があって押えづらかったので、検査室に着いたらちゃんと押えようと思いましたが、さて検査待合室に着いて椅子に荷物を置き、押えようとしたらヌルっとしました。ヌル…?不審に思って腕を見て、びっくり。やっべー。大惨事。

採血したところから肘を伝って、椅子の上にボタボタ血が流れてました。血圧低いくせに、よく出るなぁ。などと感心してる場合じゃないので、小走りに採血室に戻り、看護婦さんに声をかけると、腕を見るなり「ちゃんと押えてなかったのねっ」。う…。一応(しっかりとじゃなかったけど)押えてたつもりなんだけど…。そんな言い訳には耳も貸さず、てきぱきと血まみれの両手をきれいにしてくれ、別の看護婦さんが検査室の椅子と床の血を始末しに行ってくれました。

「はい、ここ押えて」。新しい脱脂綿の上から人差し指で押えたら、「しっかりと!」‌びくっ。恐る恐る上目に看護婦さんを見上げると、笑顔のこめかみに青筋が…。ちょっぴり背筋がひんやりしました。仕事増やして、ごめんなさい。反省してます。

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