自己主張

先日、エルフと話していたとき、「他人の長所短所はよくわかるけど、自分のはさっぱりわからん」と話したら、エルフが自分の短所は「あまり自分を出さないところかな」と言いました。うーん…?

いまいち意味がよくわからず、ずっと考えていましたが、自己主張が苦手なのだということにやっと気づきました。小さい頃、自分は何か欲しいモノがあって親にねだっても、一度「ダメ」と言われると二度とせがまない、非常に聞き分けの良い子どもだったそうです。親から見ると「いい子」なのですが(うちの親、すごい親ばかだし…)、実際には単に自分の欲しいものを欲しいと主張する能力に欠けていただけだと思います。周りからは淡泊に見えるようですが、別に欲求が薄いわけではなく、ただ我慢して諦めてるだけだったりします。

でも、大人になって会社に入り、何となく自分がきちんと自己主張できる人間になったかのように錯覚していました。自分のしたいこと、相手にして欲しいことは主張できなくても、何が正しいと思うか、何をすべきかという「意見」ははっきり言える方ですし、むしろそういう主張なら得意なのです。会社組織においては、個人的にどうしたいかなんてどうでも良いので、何をすべきかが主張できれば何も困らないんですよね。ただしそれは「自己」主張ではないってだけで。

その点、リネージュというのは自分にとっては割と厳しい場所でした。ゲームなんて、「自分が何をしたいか」がすべてだもんね。「今度はあれやろう」と誘ってくれたり「何したい?」と聞いてくれたりする人たちのいる場所が見つかったから、欠点抱えたままでもここまで続けて来られたんだろうなぁと思います。

他人に短所直せとか言っておきながらアレだけど、このトシになったらもはや直しようがありません。キミのような前途洋々たる若い者と違って、老い先短い老人なんで、大目に見たまえ。ちなみに、メッセンジャーのメッセージは、気にしなくて結構。遊んで欲しくて「誰か遊ばない?」と訊ねたときに「誰も遊ばねーよ」と誰かに言われてしまうと、もう二度と誰にも聞けなくなってしまってストレス溜めてただけです。放っとけばよし。

5 thoughts on “自己主張

  1. 同感するところ多数ありでコメントします、社会的に主張すべきことを主張、個人的にはゲームを通じて満足。ギャップを感じつつもリネ仲間っていいね!ってとこでしょうか^0^

  2. 良いかどうかは別にして、日本って同質感を求める社会だけに、その共有概念の中での選択の良し悪しが、人への判断材料になっている気がする。

  3. 失礼、途中で上げてしまいました^^; 続けるなら、自己のレゾン・デートル(ふるw)を判断材料にして何かを語る、主張するという場合、共有概念の中での許容範囲が微妙に揺れ動いていて、そこに疲れる時が多いかなあ。で、ついつい自己主張するよりは・・・ってなっちゃいます。僕の場合。これで良いのかなあ、と反省したり開き直ったり。それだとやっていけない社会もあるんですけどね・・・。

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