審美眼

少し前のことですが、ナイトを誘って2人で傲慢の塔へ出かけました。このナイト、ふだんはwizのおねーさんが相棒なので、出かける前にうるさく注意して行きました。

自分は彼女とはレベルもパワーも違うので、ヒールできる回数も少ないし、敵がわいたときに使える便利な魔法もない。ヒールオールなんて使えないから、位置に気をつけてくれないとヒールできなくなる。彼女と一緒のときの感覚で気持ちよく突っ込むと、帰らぬ人となりかねないから、気をつけてね。

脅しが効いたのか、言われるまでもなくわかってたのか、だいぶ慎重に進んでくれましたが、にもかかわらず、気がついたら大群とご対面。絶対ナイトより前に出ない自分にターゲットが来てましたから、誰かが飛んだのかもしれません。幸い少し開けた場所だったので、画面いっぱいのコカトリスとキメラを引いて、ナイトのまわりをひたすらぐるぐる。もうね。死ぬかと…。でも、ナイトが頑張って何とか片付けました。

そこへwizのおねーさんがログインしてきたので、迎えに行って合流しました。そして「さっきね、すごく恐かったんだよ」と話したら、「いいなぁ」（うっとり）。は…？「コカかわいいじゃん」。思わずナイトが「かわいくないよ。恐いよ」。そーだそーだ。「えーっ。かわいいよー」。どこがですか…。「姿も動きも。全部。めちゃかわいい」。……。さようで…。

このお嬢さんの「かわいい」のセンスは、どうもよくわかりません。確かに、好みなんて人それぞれですけどね。自分が一番かわいいと思うペットは猫ですが、wizもどきはうさぎが一番かわいいと言い張って譲りません。ところが、wizのおねーさんはハイキャットがかわいいと興奮気味に語ります。うーん。あのデブ猫がねぇ…。「デブじゃないもん。もふもふ。かわいい」（うっとり）。はいはい。

コカトリスとかハイキャットとか、質量に愛を感じるんでしょうか。よくわからんけど。