検体提出

現在、自分が使っているウィルス対策ソフトはマカフィーのVirusScanですが、以前にも書いたとおり、リネージュ関係のトロイの木馬の亜種の検出率はあまり良くありません(ただし、OSの脆弱性を狙った感染対策には力を入れているため、たとえトロイの木馬そのものを検出できなかったとしても、トラップの入ったHTMLの検出率は悪くないため、水際で阻止できる可能性は高いと思います)。おそらく他社製品も似たり寄ったりでしょう。

マカフィーにはAVERTという、あやしいファイルを送るとウィルスかどうか解析してくれるサービスがあります。日本語で連絡するには日本のマカフィーにメールや郵便で送るしかありませんが、英語でも構わないならWebImmuneからWebで送る方法があります。英語なのは別に苦にならないので、感染源調査のために集めたファイルを送ってみました。

すると。数時間後「ウィルス定義データを更新したのでお使いください」と、最新の定義データとともに解析結果を知らせてくるではありませんか。すげー。これは楽しい。よし、集めたの全部送っちゃえ。今度は1時間たたないうちに新定義データが送られてきました。なーんだ、最初からこうやって送っておけば良かったのか。

他のメーカはどうしているのだろうと調べてみたら、トレンドマイクロにはTrendLabsという調査機関がありますが、サンプル提出方法は見つかりませんでした。シマンテックではSymantec Security Responseに送ると、マカフィーと同様に解析してくれるようです。ユーザでないとオンライン提出できなそうなので送っていませんが、提出したいのでウィルスのサンプル欲しいという方がいらっしゃれば、メールででもご連絡ください。

2 thoughts on “検体提出

  1. ユーザ専用の窓口ですね。というか、どうして各社比較まで書いた後なのにわざわざ1か月以上も前の古い日記にコメントするのか不思議に思いましたが、Googleから飛んで来た方だったんですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*