強制終了

プリは、昼休みに会社からログインすることがありますが、会社の回線はあまり安定していないらしく、よく切断します。昨日も昼休みにみんなとおしゃべりしている間に切断し、戻ってきてから「『切断しました。OK』とか出るけど、OKちゃうし!!」と、ぷりぷり怒っていました。

それを聞いて、昔会社の後輩が作ったものの誰にも使われずに捨てられた「幻のLANアナライザ」を思い出しました。LANアナライザというのは、LAN上に流れる通信データを拾って、ファイルにセーブしたり解析して画面表示したりするプログラムです。

ところが、ヤツの作ったものは出来栄えがすばらしく、ちょっと通信量が増えただけで処理が追い付かなくなり、「誠に恐れ入りますが、強制終了させていただきます」とエラー表示して終了してしまうシロモノだったのでした。腰が低い割には、やることが問答無用です。言葉遣いが丁寧なら何してもいいってもんじゃありません。

「せめて、そこまでに集めたデータはファイルにセーブさせろよ」とか、「途中のデータ捨ててもいいから、続きを頑張れよ」とか、「エラーメッセージでウケを狙うな」とか(でも本人は大真面目だったらしい)、言いたいことはいろいろありますが、ここまですごいと手直しのしようもなく、みんなでひとしきり楽しんだ後にボツとなりました(他にも抱腹絶倒もののエラーメッセージが満載だったから)。

すると、wizがリネージュのメッセージ改善案を出しました。「切断しました。終了してよろしいですか? Yes/No」。Noを選択したとして、切断しちゃったままクライアントが動いていても、何もいいことなさそうだけど…。「じゃ、こんなのどう? 切断しそうです。OK」。切断しそうなのがわかるなら、しないように頑張れよっ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*