テレビ

リネージュをやりながらテレビを見ているという器用な人は案外いるようで、クランチャットでも、その時見ている番組が話題に上がることがあります。でもこういう話題には、まず間違いなくついて行けません。だって、自分の部屋にテレビなんかないし。そもそも、テレビほとんど見ないし。

先日もそうでした。エルフが「トレビア見てる人いる?」とクランチャットで聞き、「見てるー」ともうひとりのエルフが答えたら、「今のすごくない?」と同意を求めてから、見ていない人たちに対して説明を始めました。「ひととようのもらい泣きを遅くしたら、平井けんになった」。

クランチャットは「まじ?」などと盛り上がりましたが、自分には何のこっちゃらさっぱりわけがわかりません。「『ひと』と『よう』」って何なんだ(人と用かな? ますますわからん…)。その上、ゆっくりもらい泣きするとか、何言っちゃってるんだか。混乱しているのを察して、wizもどきが教えてくれました。「ひととよう=歌手、もらい泣き=歌のタイトル、平井けん=歌手。これでだいたいわかるでしょ」。おお。なるほど。

話についていけないのは、テレビ番組だけとも限りません。歌も映画も、要するに芸能関係は全滅です。高校・大学時代に見た映画と言えば、「ぼくの伯父さん」とか「舞踏会の手帖」とか「スミス都へ行く」とか「わが谷は緑なりき」とかだもんな(古いにも程が…)。

クラン員だと、自分がモノを知らないのには慣れているので、何を聞いてもふつうに教えてくれますが、クラン外の人がいると「え? 知らないの!?」と大きく驚かれた挙げ句、「歳いくつなの?」とか「ほんとに日本人?」とまで言われます。たかが芸能情報にちょっと(どころじゃないけど)うといだけで、どうしてここまで言われなくちゃならないのか、何ともやるせないものを感じます。

が、面倒なので言ってしまいます。実は、昭和ヒトケタ生まれの帰国子女なんです。もういいや、これで。そういうことにしといてやってください。

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