何しろMP MAXは人並み以下、MP増殖するようなHPも装備もスキルもなく、鎧は古代装備どころかECMでさえなくEBPという、たいていの人には優越感を与えられるエルフなので、他の人だったらしなくても良い工夫をいろいろしています。
たとえば、エンチャントを2つ以上同時にかけると途端にMPが心細くなるので、時間差でかけるようにするとか、あまり荷物が持てないくせにオーガベルトとか高価な装備は持ち合わせていないので、持ち切れない分は同行者に持ってもらうよう頼むとか(単なる他力本願とも言います)。
今日はDEと一緒に傲慢の塔へ行ってきました。出かける前にDEが、「そうだ、パイン持ってこうっと」。パインワンド…?そんなもの、どうするつもりなんだろう。「ちょっと試してみたいことが…」。ふーん。
人気のない階だったのか、やたらと空いていたのですが、おかげで敵も溜まっていることが多く、しょぼエルフがヒール役だと心細いことこの上ありません。15体以上の敵に追われたとき、何とかタイマンポイントに引き込んだのですが、半分ちょっと処理したところでMPが切れてしまいました。
すると、ふいに背後にスケルトンが出現。続いてゾンビ。おいっ。MP切れて死にかけてるのに、パイン振って敵増やしてどうするよ…。呆然としながら敵を処理している間にもDEはパインワンドを振り続け、そのうち戸口の向こうにバグベアーが出現しました。「一発当ててみて」。
言われるままにバグベアーを一発攻撃したら、そいつがするっとタイマンポイトに入ってきました。「ふう。回復、回復」。傲慢の塔の敵に比べたら、バグベアーの攻撃力はたかが知れていますから、それがタイマンポイントに入っている間、MPを回復してから残りを片付けようと言うのです。おかげで無事MPを回復し、つつがなく残りの敵を処理できました。
もっと能力や装備が上の人には必要のない工夫ですが、これもある種のスキル…、なのかな…。お世話かけてます。