ExPing

インストール・設定

  1. ExPingの最新版をhttp://www.woodybells.com/からダウンロードします。
  2. C:Program FilesExPing というフォルダを作成し、ダウンロードしたファイルをこのフォルダの下に解凍します。
  3. フォルダの下にあるExPing.exeへのショートカットを、デスクトップやスタートメニューに適宜追加してください。
  4. ExPingを起動し、次のように設定してください。

    • 「環境」タブを開き、次のように設定。

      • 「定期的に実行する」をチェックし、0分間隔と指定。
      • 繰り返し回数に 1 を指定。
      • ブロックサイズに 1 を指定。
    • メニューから「オプション」→「環境設定」の中の「NG時処理」タブを開き、下記を設定。

      • 「音を鳴らす」をチェックし、wavファイルを指定して警告音を指定。うるさいのがお嫌いな方は、設定しなくてもかまいません。

        wavファイルは、入力欄右側の「…」をクリックすると、ファイル指定ができます。Windows 2000だとC:WINNTMediaの下にシステムのwavファイルが入っているので、これを利用すると良いでしょう。または、スタートメニューから「検索」→「ファイルやフォルダ」で、ファイルまたはフォルダの名前に「*.wav」と指定して検索し、検索結果で出てきたファイルの中から選択するのも良いでしょう。どんな音を鳴らすかは、お好みで。

      • 「レスポンス遅延時にNG処理を実行する」をチェック。

        遅延とみなす時間の指定は、最初は500msに設定されていますが、実際に動かしてみてラグの体感などから適宜調整してください。

traceroute

リネージュのサーバまでの通信経路を調べるには、tracerouteを使います。Windowsのtracertコマンドでも同じことができますが、USENなど一部のプロバイダではExPingを使わないと調べられない場合があるようです。

  1. 「対象」タブを開き、記入された内容があればそれをすべて削除し、「経路の調査」で調べたリネージュサーバのアドレスを入力。

  2. F6を押して、tracerouteを実行。

  3. Shift+Ctrl+K を押して、結果を保存。

ping

  1. 「対象」タブを開き、記入された内容があればそれをすべて削除し、tracerouteで表示されたIPアドレス([ ] の中に表示されるピリオド区切りの数字列)を表示された順にすべて入力。

  2. F5を押して、pingを実行。実行結果はPing統計に表示されます。

  3. ラグ発生の時間帯に最低10分間程度実行(長くてもかまいません)。
  4. Ctrl+T を押して、結果を保存。

  5. ExPingの結果は「Ping統計」で見ます。ここで注意して見るべき項目についてだけ、簡単に説明します。

    失敗回数
    pingに失敗した回数。ここがゼロでない場合には、ラグが発生する可能性があります。ただし、ゼロでない場合でも、失敗率が非常に低い場合には、あまり気にならない程度の軽微なラグの場合もあります。
    失敗率
    pingを試行した回数のうち、失敗した割合。ラグ発生の頻度ととらえることもできます。失敗率が1%前後で、ゲームプレイでは体感的にラグが頻発する感じとなります。失敗率が5%を超える場合には、いつ切断となっても不思議のない状況で、狩りなどのゲームプレイはほぼ不可能です。
    最大時間
    ping(テスト用データ送信)の応答に要した時間の最大値。これが500msを超えると、ゲームの動きがかなり重く感じられるようになります。快適なプレイ環境とは言えないものの、失敗回数がゼロであれば、キャラクター位置が巻き戻るなどの深刻なラグは出ません。