最初にすること
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まずは深呼吸。頭を冷やして、落ち着きましょう。
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LANケーブル(あるいはモデムケーブル)をPCから抜きます。
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筆記用具を用意。これからの自分の行動を書き留めるためです。有事に自分が何をしたか覚えていられる人は、ほとんどいません。チェックした内容と結果、システムを変更した場合にはその内容をメモしておきましょう。
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インストールしてあるウィルス対策ソフトでHDスキャン。定義データが最新でない場合には、感染が疑われるのとは別のPCでダウンロードし、インストールしてください。ただし、そのPCのWindowsアカウントにパスワードが設定されていない場合、同じLANにつながっていればそのPCも感染している可能性があります。この場合には、ネットカフェを利用するか友人を頼るなどして、自宅外のPCでダウンロードして入手してください。
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ウィルスが検出された場合には、
- まず駆除。
- 望ましくは、念のためデータのバックアップ後にOS再インストール。
- リネージュのパスワード変更、およびセキュリティカードの再発行。
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ウィルスが検出されなかった場合にも、新種で検出できなかっただけという可能性もありますから、検出率が良いと言われる次の製品の体験版でも念のためスキャンしておくと良いでしょう。体験版も、別のPCでダウンロードしましょう。
これでもウィルスが検出されなかった場合には、ひとまず安心しても良いでしょう(ただし、絶対安心という保証はOSを再インストールしない限りできません)。ウィルスが検出されてしまった場合の対処は、前項と同じです。
ウィルス対策メーカに連絡
業務用のPCの場合は特に、ウィルス対策ソフトで対応済みのウィルスかどうか不明なものは、サポート窓口に問い合わせておくことを強くお勧めします。次の情報を添えて、「PCに感染の心配がないか」を問い合わせてください。
- 開いてしまった怪しいサイトのURL
- そのサイトにアクセスした日時
- 利用しているウィルス対策ソフトのバージョンと、定義データのバージョン
- 利用しているPCのOSとサービスパックのバージョン
- サイトをアクセスしてしまった後にチェックした内容とその結果